支部長挨拶

 この度、牧山和也先生の後任として伝統ある日本大腸検査学会九州支部長を拝命しました。身に余る光栄と共に責任の重さを実感しています。本支部会は平成5年に発足し、20年以上の歴史を積み上げて来ました。初代支部長中馬康男先生、第2代澁江正先生、第3代牧山和也先生と九州、西日本を代表する先生方の強力なリーダーシップの下で九州地区における大腸検査・治療の学術レベルの向上、発展に貢献して来ました。若輩の私には大先輩の支部長を歴任された先生方のような力量はありませんが、支部会役員、評議員の皆様と一緒に汗をかきながら会員の意見に耳を傾け本支部会のさらなる発展に努めてまいります。

さて、本支部会は、医師と消化器内視鏡技師、看護師、保健師、臨床検査技師、臨床放射線技師、検診担当事務職員などのメディカルスタッフが一堂に会して学術的研究発表、討論、教育講演、特別講演を通して大腸検査・治療の基礎から最新の知識の修得ならびに学術的交流を図ることを目的としています。毎年九州各県持ち回りで開催しており、各県の大腸検査・治療のレベルアップを図ることも大事な目的となっています。さらには、親学会である日本大腸検査学会(工藤進英理事長)とも連携をとって全国で唯一の支部会として運営に当たっています。

私が現在の大腸肛門病センター高野病院に勤務を開始し、本格的に大腸検査に関わり、大腸内視鏡検査・治療、大腸がん検診、炎症性腸疾患を3本柱として臨床研究を開始したのが本支部会設立と同じ平成5年です。いつも高野病院での私の学術的活動と本支部会の歩みを重ねてみて来ました。本学会での発表内容が年々レベルアップしており、親学会や他の全国レベルの学会に出しても遜色ない質の高い演題は多くなっていると実感しています。今後さらなる学術的レベルの向上に努めて行きます。さらには支部会を通して個人会員数、施設会員数、賛助会員数の増加を募ってまいります。

牧山前支部長が提唱されていました、九州地区における多施設共同臨床研究、新しい大腸検査法である大腸CT検査、大腸カプセル内視鏡、古くて新しい永遠のテーマである大腸内視鏡挿入法および介助、大腸検査前処置法の工夫などの研究を積極的に推進して行きます。これらの成果を学会発表に留まらず学術論文として日本大腸検査学会雑誌等への論文掲載を目標として取り組んでまいります。

来年は8月20日に私が会長として第25回支部会を開催します。メインテーマを原点に立ち返り、「チーム(医師とメディカルスタッフ)で取り組む大腸検査の新展開」をしました。本支部会発展の試金石となる学会にすべく鋭意準備を進めて行きます。

本支部会の発展に努力して行きますので関係各位のご指導、ご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

なお、支部会事務局を20年以上に渡り担当いただいた鹿児島市の潤愛会鮫島病院(鮫島由規則院長)から当院地域医療連携推進部が引き継ぐことになりました。鮫島先生のこれまでのご尽力に深謝申し上げて支部長就任のごあいさつとさせていただきます。

日本大腸検査学会九州支部 支部長

​野崎 良一

社会医療法人社団高野会大腸肛門病センター高野病院

理事・副院長

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